契約をキャンセルする方法

シロアリ駆除業者にだまされた!でも慌てない

シロアリある日、シロアリ駆除の営業マンがやってきて、無料で床下点検をしていますと言ったので依頼したところ、シロアリ対策が必要として250万円の契約をさせられた。
大金なので知り合いに相談したら、相場の何倍も高いよとアドバイスをされて真っ青になった――。
このような経験をされた方でも、契約をキャンセルできますから安心してください。

一方的な訪問や電話での勧誘、マルチ商法などで不当な契約を強いられた消費者を守るために、特定商取引法という法律で、決められた期間内に申し出れば、その契約を無条件でなかったことにできるクーリングオフという制度が定められています。

クーリングオフとは?

不当な契約や商取引を無条件でキャンセルできる制度がクーリングオフです。

クーリングオフができる主な商取引と、クーリングオフの有効期限は次のとおりです。
訪問販売が8日間。
この訪問販売にはキャッチセールスやアポイントメントセールスも含まれています。
しかしイエローページやインターネットなどで業者を探して、自分の意志で営業マンを呼んだ場合はクーリングオフの対象とはならないので注意しましょう。

また、電話での勧誘による契約や購入も8日以内であればクーリングオフが可能です。
このほかにもマルチ商法やモニター商法などさまざまな契約をクーリングオフで解除できます。

クーリングオフは、はがきで行います。
訪問販売の場合は8日以内に、はがきに契約を解除する旨を書いて、その証拠を残すために両面をコピーした上で、特定記録郵便か簡易書留で相手に送ります。
郵便の送付記録と、はがきのコピーは大切に保管しておきましょう。
保管期間は5年間です。
くわしいはがきの書き方などは、国民生活センターのウェブサイトで紹介されています。

・高額の商品を思わず買ってしまった。
・営業マンが怖くてつい契約書に印鑑を押してしまった。
・実家で一人暮らしをしている年老いた両親が、高額のリフォーム契約をしてしまった。
・ワープロの内職があるので申し込んだら、10万円のパソコンを無理やり買わされた。
このような不本意な購入や契約は、なるべく早くクーリングオフをして、その契約をなかったことにし、支払ったお金があればそれを返ししてもらいましょう。

(参考サイト)
国民生活センター クーリング・オフ

クーリングオフでわからないことや、高額商品を購入して困っている方は、一人で悩まずにお住まいの地域の消費生活センターに相談することをおすすめします。

もしクーリングオフの期間が過ぎてしまっていても、とりあえず消費者生活センターなど誰かに相談してみましょう。
いい解決策が見つかるかもしれません。