自主管理マンションとは

自主管理マンションの特徴、魅力

不動産投資を行いたいと考えている人にとっては「自主管理マンション」は非常に興味のあるところでしょう。
「自主管理マンション」とは、マンションのエントランスやゴミ捨て場などの共用部を、住民達で管理するマンションのことです。管理費が安くできるメリットのほか、各種掃除などを持ち回りで担当するため、住民同士のコミュニケーションが生まれてお互いに気を使って生活するようになる傾向があります。

マンション管理は大きく二種類があり「管理会社に依頼」する場合と「自主管理」する場合とがあります。
しかし実際のマンション管理についての統計を見てみると、全国に約600万戸があるとされているマンションのうち自主管理をしているというところはわずか1.9%にとどまっているのです。
逆に管理会社に依頼しているマンションは92.4%にのぼっているので、実際のマンション運営はほとんどが管理会社によって行われていると言えるでしょう。

なぜここまで大幅に自主管理と管理会社とで数が異なっているかというと、それはマンション管理に関する事務手続きの煩雑さがあります。

なお、管理委託をしているマンションといってもすべての業務を行っているというわけではなく、例えばマンションの事業計画を立てたり、総会議案を決定したりといった、基本的な運営方針を決める部分についてはオーナーが行うことになっています。
逆に考えると、自主管理マンションの場合はマンション全体の管理を内部で行うことができることから、依頼にかかる費用を減額することができるのです。

メリット・デメリット

マンションの自主管理をする場合、共用部分にあたる部分の管理を住民たちが自ら行うことになります。

賃貸物件の場合には、家賃を支払って入居している人が管理をするのは室内となっているので、廊下やエントランスなどの部分について管理責任を負いません。
しかしマンションの場合は自己所有となるのは自分の室内であることは変わりはないものの、共有部分の管理についても持ち分に応じた責任を負うことになります。

とはいえ廊下や階段、エレベーターといった部分の管理を定期的に行うのはかなり大変な手間になりますいので、ほとんどのマンションはあらかじめ管理組合を結成して、管理業務を専門業者に依頼するという形をとっているのです。
こうした管理会社への依頼は、住民の作業や手間を軽減させることになるというメリットがある一方で、管理会社に支払う費用が発生するというデメリットがあります。

自主管理マンションを運営していくためには、まず住民同士の同意が必須となります。
十分にマンション管理に時間を割くことができる住民だけが入居するわけではありませんので、どういった方法で管理をするかをまず話し合いで決めていかないといけません。

自主管理マンションとする場合、出納業務や会計管理といった金銭が絡んでくるので、特定の住民に任せるということについての難しさもあります。
自主管理マンションを運営していくための最も難しい点は安定的な運営ができるかどうかと言えるでしょう。

どちらにしても不動産投資や賃貸経営に慣れていない方には、自主管理は非常に難しいものです。
まずはマンションを購入して、賃貸として運用することや、住民とのコミュニケーションに慣れてから挑戦することをおすすめします。
最初は東急東横線沿線のマンションなどですと、治安がいいのでおすすめです。