不動産弁護士の仕事とは

不動産のトラブル定番

不動産弁護士は、不動産についてのトラブルを解決する仕事です。
不動産についてのトラブルは、数限りなくあります。
無数にあると言ってもいいかもしれません。
不動産は人間にどうしても必要な「住」に関係しているので、
いろいろな問題が起こってくるのだと思います。

例えば、土地の境界について争いが起きることがあります。
隣の家との境界が、しばしば問題になります。
境界について問題がなかったところでも、
家の持ち主が変わったりすると、急に問題が起きることがあります。
境界争いについての処理は、不動産弁護士の得意とするところです。

家賃の滞納もよくある例です。
不景気が続いている現在、家賃を滞納している人は増えています。
家賃の滞納は、貸借人、賃貸人ともに苦労しますが、
賃貸人は、貸借人の自己破産などによって、滞納された家賃を回収できないことがあります。
そういった賃料の回収問題も、不動産弁護士が取り扱います。

相続問題

不動産相続の問題も、不動産弁護士の仕事です。
不動産相続が行われるときには、さまざまな問題が発生する可能性があります。
兄弟同士でもめたり、親と子でもめたり、相続の割合についてもめたります。
不動産相続の問題は、こじれやすいものです。
そこへ、第三者の弁護士が入ると、スムーズに問題が解決することがあるのです。

(参考サイト:不動産弁護士

敷金の返還請求を手掛けることもあります。
この問題は、最近増加しているのですが、一般の人はあまり知られていないのかもしれません。
部屋を借りていた人がそこから出るときに、その部屋を傷めていなかったら、
敷金を返金してもらえるのです。

ところが、大家さんがリフォームを口実に、敷金の返還を拒否することがあります。
こういった敷金の返還をめぐる争いも、不動産弁護士は処理します。

私が不動産弁護士になったのは、両親のトラブルが原因です。
両親は、私が高校生の時に家を購入したのですが、
隣の境界線をめぐるトラブルに巻き込まれてしまったのです。
せっかく苦労して購入した家がトラブルの元になって、二人とも残念そうでした。
無料の法律相談などにも行ったのですが、
専門家ではないので、分からないことが多かったようです。

隣の家と争うことが続いたために、結局その家は売却して、別の家に移ることになりました。
引越をするときの母の涙は今でも覚えています。
私は法律の大切さをその時に実感しました。
法律は、別の世界のものではなくて、私たちの生活に密接なつながりがあるのです。
私が不動産弁護士をこころざしたのは、両親の無念を晴らすためです。