1級建築士

1級建築士とは

1級建築士というと、製図を行っているイメージがありますが、建築の際には全体的に監理を行う必要がありますので、現場監督とは違って裏方として全体的に仕事をするイメージが合います。

また、1級建築士は不動産関連の仕事を受託する際に必要となる人物・・・というわけではありません。
前述のような製図のみで働かれている1級建築士もいますし、個人として設計だけでなくプランニングも担当されている方もいるのです。

1級建築士の主な仕事では設計がありますが、内装のデザインについても担当されることが多いようです。
デザイナーとの違いはどこなのか?というと、1級建築士の場合はデザイン設計が行えるだけでなく、安全性などについても重視したデザインが行える点で、デザイナーの設計とは大きく異なった作業を行っているのです。
近年では、そのようなデザインだけでなく、耐震性といったニーズに応えられるかどうかも見られるようになりました。
というのも、1級建築士の中には手抜き工事を行う人もいるため、人間的に責任をもって仕事を行えるかどうかも判定されるようになったのです。

また二級建築士との違いですが、一部分を任されるか、それとも全体を任されるかで違ってきます。
一部の構造設計、もしくは電気機器などの設備設計であれば、二級建築士でも対応可能となっています。
しかし、施設全体など耐震性などが要求される場面では、専門的な知識を有している1級建築士が必要となるのです。
具体的な施設では学校や病院が該当となります。
これらの施設は一般的な施設に比べて、大規模な工事を行わないといけなくなるため、1級建築士の方がデザインといった監理を行っています。

さらに工事責任者など、工事監理についても対応していることが多いです。
面積にして500平方メートルを超える物件の監理、もしくは工事であっても1級建築士が必要となる場合もあるのです。
該当する物件では学校がありますが、近年では防犯設備などの導入も検討されることが増えてきました。
1級建築士として防犯設備について詳しい方ほど、このような建築に携われることが多くなってきたため、設計製図以外のことも1級建築士の仕事範囲という見方もあるのです。

最終合格率は15%未満

1級建築士になるために必要な試験では、学科と設計製図に関する試験が行われています。
設計製図は多くの方が安定した成績を残しているのですが、学科に関しては20%未満の方しか突破できないほど、1級建築士の試験はかなり難易度の高い試験となっているのです。

学科、設計製図を合わせた最終合格率では15%未満となっております。
一般的な資格取得試験では、40%前後の方が資格を取得されていますので、他の試験と比較しても1級建築士は難易度が高いのです。