コンクリート診断士

建築物の安全性を確認

建築物にコンクリートが使われるようになってから、かなり長い年月が経っていますが、コンクリート診断士という資格はそんなコンクリートの安全性、コストなどを推し量る際に必要となる資格です。

コンクリートというと、近年ではヒビ割れ問題が指摘されるようになりました。
コンクリート診断士は、そのようなヒビ割れ問題を解決する際にも必要となる資格です。
例えば、修復は全体的に行えるわけではありませんので、建築物のどの点を重点的に直してしまうのか?については、コンクリート診断士のような専門的な技士が判断する部分となっています。
当然ですが、修復があいまいであれば災害などが発生した際、壁の一部が剥離するということもあります。
このような問題を解決する際、コストに見合った工事となるかチェックするのがコンクリート診断士の仕事なのです。

建築物というと、手抜き工事なども指摘されるようになりましたが、近年でも前述のようなコンクリート材に関する問題が指摘されています。
その理由ですが、中には使用してはいけない建材などを使用しているケースもあり、想定されているような耐震性をもっていないマンションなどが存在するからです。
このようなケースにおいても、コンクリート診断士は対応可能となっているため、今ではマンションなどの修復に欠かせない存在として重宝されるようになりました。

また、コンクリート診断士の仕事は修復に関する調査だけではありません。
インフラの老朽化対策についても、コンクリート診断士の仕事となっていることが今では知られるようになっています。
インフラというのは、建築物で必要となる配線、配管のことです。
建築の際は現場監督、もしくは一級建築士などが監理しているのですが、建築された後はコンクリート診断士などが管理するようになっています。
ものによっては年数が定められているインフラもあるのですが、コンクリート診断士のような専門的な知識がない場合、どのようにして取替え工事などを行うのか判断できなくなるのです。

そのため、今ではマンションの改修工事においてもコンクリート診断士は必要とされています。
近年では、工事といっても修復工事のみ行うわけではありません。
リフォーム目的の工事もあれば、リノベーションという大規模な工事を行うケースもあるのです。
つまり、マンションを修復する工事は現代においても盛んなため、コンクリート診断士の需要はますます高くなっていくと予想されているのです。

合格率は15%前後

コンクリート診断士の試験合格者数はあまり多くありません。
合格率では15%前後となっているため、一般的な試験に比べて難易度が高い資格と判定されています。