土地家屋調査士

土地家屋調査士とは

不動産の問題を解決する専門家には、土地家屋調査士のような資格を有している方もおられます。
土地家屋調査士という資格名を目にすると、土地や家屋について専門的に調査する人?と思ってしまいますが、正確には登記や紛争の解決で必要となる資料を作成する人が土地家屋調査士なのです。

土地家屋調査士は他人の依頼を受ける形で仕事を開始します。
そのため、主な仕事には土地、建物などがどのような形で存在していたのかを調べる仕事があり、その際に調査や測量をするため、土地家屋調査士としての資格が必要となります。

また、土地家屋調査士のような資格を独学で取得できないか悩まれている人もいますが、基本的に不動産に関する資格は独学で取得しないほうが良いとされています。
その理由ですが、専門的な用語だけでなく、特殊なツールを用いて製図を行っていく仕事が多いため、実践的な技術を得たいのであれば通信講座、もしくは専門学校を通じて資格を取得したほうが良いのです。

他にも土地家屋調査士の仕事の中には、登記に関する対応を行っていく仕事があります。
登記を利用する際、どのような形で利用されていたのかを調べないといけないのですが、調査終了後は登記の申請手続きを行う必要もありますので、その際に土地家屋調査士が必要となってきます。
登記そのものの調査であれば個人でも行えますので、不動産関連の調査や登録業務において土地家屋調査士が必要になると覚えておきましょう。

また、先ほどのような業務一般を不動産登記業務では「表示に関する登記」と言うのですが、こちらに関しては土地家屋調査士であれば独占的に行えるようになっています。
というのも、土地などをめぐった紛争解決において専門的に働きかける人でもあるからです。
国から認められているという強みもあるため、専門的な仕事を行える資格としても注目を集めていたりするのですが、紛争の中には境界紛争もあり、このような紛争についても土地家屋調査士であれば対応可能となっています。

合格率10%未満

土地家屋調査士の試験合格率は10%未満とされていますので、かなり厳しい難易度であることも知っておきましょう。
難易度が高いと言われている試験でも、実際は15%~20%程度です。

つまり、土地家屋調査士に比べると試験を突破している人が意外と多いというわけなのですが、土地家屋調査士は専門的な資格となっておりますので、人によっては何度も試験を突破できないままの人もいます。
土地家屋調査士は他の資格と比較してもテスト自体が厳しいため、試験を無事に突破したいという方ほど専門学校などで学ばれたほうが良いでしょう。