ペットはトラブルのもと

ペットのトラブル

犬の鳴き声ペットは不動産トラブルの大きな原因になります。
近所の犬の鳴き声に悩む人はびっくりするぐらい多いです。
隣の家で飼っている猫が、自分の家の庭に来て糞をすることに腹を立てる人もいます。
ペットは難しい問題です。

ペット禁止の集合住宅で猫を飼っていた方が、私のところへ相談に来られました。
ばれないように飼っていたそうですが、隣の部屋に住んでいる人に知られてしまったそうです。
ペット禁止のところで猫を飼っていたので、その方に非があるのは確かです。
マンションの管理組合から通達が来て、ペットの猫を処分することを求められました。
処分しなければ、マンションを出ていくように言われたとのこと。
厳しい通達ですがやむを得ない面があります。
その方はかなり怒っていて、訴訟を起こしてもよいと言われていました。
その方の気持ちも少しは理解できましたが、勝ち目はないのでやめたほうが説得を続けました。
残念そうでしたが、最後には他の部屋を見つけるとおっしゃいました。

ペットの鳴き声も問題になります。
特に犬の鳴き声は裁判になることが多いです。
わたしも一件手がけたことがあります。
50代の男性が、近所の犬の鳴き声がうるさいと相談に来られました。
本当に困っておられるようだったので、相談を受けた後、現場に出かけてみました。
一匹ではなく三頭の大型犬を飼っている家が近所にあり、確かにうるさかったです。
鳴き声がやむことはなくて、一日中吠えているということでした。
夜間も吠えるのです。
そのため50代の男性とその奥さんは寝不足になっていました。
これは何とかしないといけないと思い、私は訴状を書いて裁判所に提出しました。
私たちの訴えは正当なものでした。
慰謝料は要求の半分になりましたが、犬の飼い主は注意義務を怠ったことを裁判所が認めたのです。

ペット可の賃貸物件でのトラブル

最近はペット可の賃貸物件も増えています。
ペット可の物件はペット好きの方には嬉しいものですが、やはりトラブルが起きることがあります。
私のところには、ペット可物件で猫を飼われていた女性の方が相談に来られました。
その方は結婚して新しい家に移ることになったそうです。
そのためにこれまで住んでいた部屋から出ることになったそうですが、原状回復費用を要求されたのが納得できないとのお話でした。
ペットを飼っていたので、家賃も普通の人より多めに払っていた方です。
部屋を見せてもらうと猫が爪とぎをした後が柱に残っており、それを直すには費用がかかりそうでした。
裁判になっても勝ち目がないことを、その女性に伝えました。