リフォームと近隣トラブル

近隣トラブル

リフォームをするときには、施工業者や設計担当者の人と綿密に打ち合わせをしたのちに日程や方法について詰めていきます。
ですが案外と忘れてしまいがちなのが、実際に工事にうつる前に近所にしておく挨拶です。

自宅やマンションの自室をリフォームするときには、当然のことながらもともとの住民であった自分はそこで生活ができなくなってしまうので、まったく別の部屋を借りたりホテルで生活をしたりといったことになります。

すると、そのリフォームをすることで周囲にはどのような騒音や粉塵が起こるかということを全く知らないまま工事を進めていくということになってしまうのです。

自分は直接的に被害を受けないから別にいい、というふうに考えていては工事終了後に近隣の人たちから大きなトラブルを起こしてしまうことになってしまいます。

近隣トラブルのうち、最も件数が多いのは「騒音」に関するものです。
騒音は近所の住宅での生活音がうるさいというようなものが一般的ですが、それについで連絡通告なしに突然工事を始められたために大きな迷惑を受け、場合によっては体調を崩してしまったというような訴えを起こされることもよくあります。

大規模リフォームに伴うトラブル

住宅の大規模リフォームとなると、工事中には大きな工事用車両が何台も訪れて入り口を塞ぐことになりますし、昼間の工事ではひっきりなしにうるさい音が鳴り続けます。
工事によって発生するゴミの量も凄まじく、掘削などを行ったときにはもともとの住宅に使用していた壁材や石材、ボルトネジのようなものが飛んでいったりします。

都内などの住宅密集地においてはどれだけ施工業者が注意しても近い距離に飛んでいってしまうので、場合によっては怒鳴り合いのようなケンカが住民と施工業者の間に起こってしまうこともあります。

最悪の場合には施工業者の担当者の態度が悪かったということのために、完成した住宅に引っ越してきた施主の方が深い恨みを抱かれてしまうというようなこともあります。

何度か報道されてきているニュースでもわかるように、近隣トラブルはこじらせると傷害事件などにまで発展する恐ろしいものです。
そうしたトラブルを防ぐためには、設計担当や施工業者はきちんと信頼できるところを選ぶようにすることが大切になります。

大手住宅メーカーなどは施工業者として受注はしても実際の工事は下請けに丸投げということもよくあるので、実際に工事を担当する人の質などにもきちんと目を配っていきましょう。