隣人トラブルとは?

悩ましいトラブル

設備不動産業界で管理を担当する部署の人間にとって、最も悩ましい問題となるのが「隣人に関するトラブル」です。
金額面や設備面でのトラブルも確かに面倒が大きなものですが、人同士が険悪な争いを始めた場合には完全にどちらが正しいと言えるものではなくなるため、スッキリと解決をするのが難しくなってきます。
間に入って仲裁などを行ったとしてもそれで双方が納得しないときには、実際に建物内で何らかの争いが見られるようになってくるので、他の関係ない隣人にまで迷惑が拡散してしまいそれが大量退去者を作り出すことにもなってしまったりします。
隣人トラブルはそれを起こした当事者ばかりでなく、周囲全体に迷惑をかけるものなのでできるだけ起こらないようにするとともに、起こったときには問題が拡大しない前に速やかに解決ができるようにしていく必要があります。

まず隣人トラブルでも最もよくあるのが、夜間の騒音に関するトラブルです。
集合住宅の場合、どうしても隣や階上階下からの音が気になってしまうものですが、中には夜中にもかかわらず大声で話をしたり大音量でテレビをつけたりするような非常識な人もいたりします。
もし自分が住んでいる住宅でそうした迷惑行為があった場合には、いきなり直接その隣人に文句を言いに行くのではなく管理会社にこういうことがあったということを告げるようにしましょう。
いきなり注意をしたりすると、それがもとで険悪の雰囲気になり余計に迷惑行為をするような人もいるからです。
音に対してそれを迷惑と感じるかということはかなり本人の主観や生活スタイルが関係してくるので、それを感情的に「うるさいんだよ!」と怒鳴りつけられると、言われた側もむっとして素直に言うことを聞きたくなくなってしまったりします。

管理会社へ相談するほうがよい

ですがそこで一度間に管理会社を挟んで「こういう報告がされているので気をつけてほしい」という言い方にすれば、直接怒鳴りこむよりもはるかに相手が聞き入れやすくなります。
管理会社に悪印象を持たれてしまうということは、場合によっては強制退去を通告される可能性もありますから、比較的素直に言うことを聞いてくれます。

同様に、臭いや水に関するトラブルも自分で解決をしようとするのではなく一旦管理会社へ連絡をするようにすることがおすすめです。
それらは場合によっては建物全体の損壊に係る問題に発展する可能性のあることなので、隣人に迷惑しているということではなく建物を守るためとして早めに報告することが大切です。